高山病について
高山病
■高山病について
高山病(high-altitude syndromes)とは高所による低酸素が原因で生じる症候群です。 主に脳と肺が障害を受けます。標高2500m以上で起こりますが、1800mで症状がでる人がいます。症状や程度により以下の4つに分類されます。
- 高地性頭痛 (HAH:high-altitude headache)
- 急性高山病 (AMS:acute moutain sickness)
- 高地脳浮腫 (HACE:high-altitude cerebral edema)
- 高地肺水腫 (HAPE:high-altitude pulmonary edema)
■高山病の診断
① 高地性頭痛:高所で起こる頭痛。
② 急性高山病:高所で起こる頭痛に加えて、
○消化器症状(食欲不振、吐き気、嘔吐)
○倦怠感または虚脱感、
○めまいまたはもうろう感
○睡眠障害 のうち一つを伴うもの。
③ 高地脳浮腫:急性高山病の最終段階で精神状態の変化か運動失調を伴うもの。
④ 高地肺水腫:急性高山病に安静時呼吸困難、咳、虚脱感または運動能力低下、胸部圧迫感 または充満感のうち2つ、または湿性ラ音、チアノーゼ、頻呼吸、頻脈のうち2つを認める場合。
■高山病の治療
- 急性高山病の治療は、まずは症状が消失するまで登高しないこと。
- 下山や酸素吸入。ダイアモックス250mgを1日2回内服。可搬型高気圧バックの使用。
- 高地脳浮腫では即座に下山。もちろん一人で下山させてはいけません。
■高山病の予防
- ゆっくり登る。
- ダイアモックス(125mg) 2錠/2x 朝夕食後 内服。(※予防内服では到着前日から到着後3日間内服。)
| ダイアモックス 250mg |
1錠275円(税込) |
