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ED(勃起不全)

EDとは

EDとはErectile Dysfunctionの略で、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、もしくは勃起が維持できない状態が持続または再発することとされています。
EDは確かに加齢に伴い増加しますが、原因は下記の3つになります。

原因

心因性ED

心理的ストレスや不安、うつなどが原因で起こるEDです。30-40代と比較的若年層に多いです。

器質性ED

血管系や神経系の障害により起こるEDで、加齢に伴い起こるEDの原因となります。糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病により動脈硬化が引き起こされ、陰茎海綿体への血流障害によりEDを生じます。また、脳疾患やパーキンソン病、糖尿病、骨盤内の手術による勃起神経の損傷などの神経に障害によりEDとなる場合もあります。

薬剤性ED

ある特定の薬剤が原因となりEDとなることもあります。睡眠鎮静薬や抗精神病薬などが原因となることがあります。

治療

当院では国際勃起機能スコアIIEF-5と勃起硬度測定評価EHS(Erection Hardness Score)で確認してから、PDE5阻害剤と言われるED治療薬にて治療を行います。服用後に異常を感じた場合は医師にご相談ください。また、必ずパートナーに使用の事をお伝えください。
ただし、重篤な心疾患のある方やニトログリセリンなどの硝酸剤を使用中の方は使用できませんのでご注意ください。
当院では、診察と処方箋発行になりますので、お近くの薬局でお薬をお受け取りください。
(*薬剤価格に関しては、各薬局にお問い合わせください)

治療薬(シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィル)副作用

頭痛、ほてり、肝機能障害や血圧が急に低下することがあります。

併用禁忌薬剤

硝酸剤およびNO供与剤やアンカロンなどがあり、特にバルデナフィルは、CYP3A4を強く阻害する薬剤(ノービア、クリキシバン、レイアタッツ、フォートベイス、インビラーゼ、レクシヴァ、カレトラ、プリジスタ、イトリゾール)、クラスIA抗不整脈薬(キニジン、プロカインアミド等)、クラスIII抗不整脈薬(アミオダロン、ソタロール等)が併用禁忌となっています。

禁忌の既往歴

心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる、心筋梗塞(6か月以内)、低血圧(90/50mmHg以下)、高血圧(170/100mmHg以上)、脳梗塞・脳出血(6か月以内)、重度の肝障害(肝硬変)、網膜色素変性症(進行性の夜盲)ではPDE type5阻害薬を処方できません。

ED治療薬の比較

現在、ED治療薬はバイアグラ、レビトラ、シアリスの3つが主要な選択肢となっています。それぞれの薬剤には異なる特徴があります。

バイアグラ

ED治療薬として最初に使用されたお薬で、効果的で信頼性が高いと広く認識されています。行為の1時間前に内服し、効果は約4時間程度持続するため、計画的な性行為に適しています。

レビトラ

バイアグラと似ていますが、特に食事の影響を受けにくいという特徴があります。行為の1時間前に内服するため、計画的な性行為に適しています。

シアリス

長時間効果が持続することが特徴で、行為の1時間前に内服し最長で36時間効果が続きます。心因的EDの方で、より自然な性生活を望む人に適しています。

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